「気になるけど、自分にできるのかな…?」
そう感じた方にも安心していただけるよう、よくある質問をまとめました。
少しでも安心して体験会に参加していただけたらうれしいです。
らせん流ウォークは「正しい型」を教えるのではなく、
体が本来持っている“快”を呼び覚ます歩き方。
ここでは、よくある質問にお答えしながら、そのエッセンスをお伝えします。
🌿 《「らせん流ウォーク」とは、どんなもの?》
- 🌿 Q. 他の歩き方とどこが違うの?
-
A. “正しさ”より、“気持ちよさ”が道しるべ。
多くの歩き方は「正しい型」に体を合わせていくもの。
でも、らせん流は
「あなたの体にとって一番ラクで気持ちいい歩き方は、あなたの体が知っている。だから、体に訊くのが一番」と考えています。ただ、現代では、体の声を聴く力が鈍ってしまっている人も少なくありません。
でも大丈夫。
その力は、誰の中にも、生まれつき備わっているものです。らせん流では、自分の体に“訊き”、体の“快”に従う力を、少しずつ取り戻していきます。
その力が蘇ると、歩くだけでなく、あらゆる動きに、そして生き方にまで“快”が広がっていきます。「これまで外の正解や人の評価ばかりを気にして、どこか不安でした。
でも、自分の“快”に従って動くようになってから、生き方にも自信が出てきました」
——長年、らせん流を続けてくださっている方の言葉です。らせん流は、ただの歩き方ではありません。
体の“快”とともに、生きる力を取り戻す取り組みなのです。
- 🌿 Q. 一日何歩とか、何分とか、速度など、おすすめはありますか?
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A. “歩数も時間も、気にしなくていいんです。
ありません。らせん流ウォークの対象は、「運動としてのウォーキング」だけではありません。
家の中の歩き、通勤、買い物、デートや散歩…
日常のあらゆる歩きが、らせん流の舞台です。だから、「何歩」「何分」「速さ」などの数字は気にしないで。
大切なのは、“量”でも“速さ”でもなく、一歩の“中身”。なんならその場で足踏みするだけでも、体は調います。
実は、教室でもここから始めます。
つまり、無理に外に歩きに出なくてもいいんです。
ただ、これを続けていくと、
「歩かねば」でなく、楽しいから「歩きたい」になり、
「気づいたら、無理なく長く歩け、必要な時に速くも歩けるようになってました」
という方がたくさんいます。
- 🌿 Q. 歩き以外のパフォーマンスも上がるのはなぜ?
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A. 気持ちいい歩きの基本は、すべての動きに通じます。
歩くことは、すべての動きの基本です。
らせん流では、体の構造と重力(万有引力)に沿った歩き方をお伝えしています。
実は、それが地上で動くときの基本なのです。だから、らせん流でそのコツをつかむと、
スポーツや武術などだけでなく、発声・演技・舞踊・演奏・創作活動・料理・掃除などの家事動作――
すべての動きに応用され、パフォーマンスが上がるのです。もちろん、日常生活に散りばめられた歩きで、体と心を調えていきますから、
その体と心でもって、歩く以外の動作をすれば、そのパフォーマンスもよくなっていきます。さらに、「体に訊き、“快”に従う」感覚が育ってくると、
内なる声とつながりながら、本来の力が自然と発揮されていきます。
それは、「生きる」という営みそのものを、より豊かにしてくれるのです。
- 🌿 Q. 自己受容感が高まるのはなぜ?
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A. 体のスゴさを知ると、自分が愛おしくなる
らせん流の体験会では、最初にこんな話をします。
「私たちの体は、1億円の宝くじが100万回連続で当たるほどの奇跡的な確率で生まれてきた存在なんです」
そして実際に体を動かしていく中で、体がどれだけ精緻で、力強く、見事なつくりをしているか、そのスゴさを体感していきます。
それを続けるうちに、自然に体が愛おしくなってくる。気づけば、自分のことも、少しずつまるごと受け入れられるようになっている。「心のことは、体から入った方が早いかもしれませんね」
——と言われる心理の専門家もいます。らせん流は、それを目的しているわけではないですが、気がつけば、自ずとその道を歩んでいるのかもしれません。
- 🌿 Q. “快”に従ったら、自分を甘やかすことにならない?
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A. “快”って、ただのラクじゃないんです。
そう感じるのは、とても自然なことです。
でも、らせん流で大切にしている“快”は、怠けたり甘えたりすることではありません。
ここで言う“快”は、生きものとしての体が感じる“自然との調和から生まれる快”。
地に足がつき、骨の並びが整い、呼吸が深まり、血がめぐり、なめからに動き、心が安らぐ――そんな、イノチが歓ぶ感覚です。本来、自然界の動物たちは、わざわざ不快な方には向かいません。
それは、“快”に従うことが、生き延びるために必要だからです。
つまり、「“快”に従う」とは、自然の摂理に沿って動くことなのです。この考え方は、操体法の創始者・橋本敬三先生の教えを基にしています。
「自然界の生きものは、自然の法則に沿うと“快”を感じ、外れると“不快”を感じる。
“不快”を感じたときには、“快”と感じる方向に動けば、自然の法則に戻れる。」文明の中では、不快な状態でもなんとか生きられますが、
本来の自然は、そんな“余裕”を許してくれません。
だからこそ、「“快”に従うこと」は、ただラクをすることではなく、
自然とつながり直す道を歩くことでもあるのです。
👣 《わたしにもできる?》
- 👣 Q. 年齢が高くても大丈夫ですか?
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A. 何歳からでも自分のペースで始められます。
はい、大丈夫です。
らせん流の動きはとてもゆるやかで、自分の体に合わせて無理なく進めていけるので、年齢は問いません。
これまでに、90歳の方が参加されたこともあります。ただ、らせん流は「誰かに整えてもらう」のではなく、
「自分の体の声に耳を澄ませて、体の“したい”にゆだねてみる」ことを大切にしています。体の声は、年齢に関係なく、本人が体に意識を向けることで少しずつ聴こえるようになってきます。
だからこそ、体と向き合い、自分のペースで“調えていく”ことを楽しみたい方にぴったりです。※対面クラスは、会場までお一人で来ていただけることが、参加の目安になります。
- 👣 Q. 運動が苦手で嫌いですが、大丈夫ですか?
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A. 「お手本から自由になると、動くのって気持ちいい!」
はい、大丈夫です。
運動が苦手という方には、「お手本通りに動くのが得意ではなかった」という方が多いように感じています。
でも、らせん流では「お手本通りに動く」ことを求めません。
自分の体が「こう動きたい」と感じるままに、気持ちよく動くことが基本です。「“ねばならぬ”から解放されると、動くことって、こんなに気持ちいいんだ…」
「これ、もっと早く知っていたかった…」
これは、運動が苦手だった方からよく聞く歓びの声です。痛みや苦しさを感じる動きは、体が「動き方が違うよ」と教えてくれている証拠。
らせん流では、体の声を聴きながら、自分のペースで、安心して進めていくことができます。
- 👣 Q. 体力がないけれど、大丈夫ですか?
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A. らせん流ウォークは、体力の無駄遣いをしない“省エネ歩法”です。
はい、大丈夫です。
らせん流の動きは、「これで運動なの?」と感じるくらい、とても穏やかです。
体を調えることが中心なので、がんばって動く必要はありません。
むしろ、“がんばり”はご法度です。体力がないと感じている方の中には、ムダな力を使って疲れている方も少なくありません。
でも体は本来、重力を味方にして、省エネで動けるようにできています。
それを取り戻した時、「体力がなかったんじゃなくて、体の使い方が悪かったんですね」
と気づいていく方が多いのです。たとえば、30分の畑仕事のつらかった方が、
「今では一日中動いても平気。動くのが楽しくなった」
と語ってくれたこともあります。体力に不安のある方にこそ、体の使い方を見直すきっかけとして、らせん流はおすすめです。
- 👣 Q. 足腰が痛いのですが、参加できますか?
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A. 無理のない一歩から、体は調いはじめます。
はい、ご安心ください。
足腰に不安のある方も、これまでたくさん参加されています。まずは、会場までお一人でお越しいただけるようであれば、大丈夫です。
らせん流では、体の構造に沿って、無理なく気持ちよく動くことを大切にしています。
そして、足腰の痛みが、体の使い方のクセからきていたと気づく方も少なくありません。日々の動き方や姿勢のクセが、知らず知らずのうちに負担をかけていた――、
そんな声も多く、「この動きなら痛くない。でも忘れるとまた戻ってしまう」という方がたくさんいます。らせん流では、そうした“生活の中での動き”を見直すヒントもご提供しています。
ただし、医療や治療を目的としたものではありませんので、
治療中の方は、無理のない範囲で医療機関とも相談しながら進めてください。
- 👣 Q. 体の声を聴くとか、体の状態を感じるのが苦手だけど、できる?
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A. 「なんか、変!」を感じる力があれば大丈夫です。はい、大丈夫です。
たとえば、洋服を後ろ前に着てしまったり、靴に小石が入ったとき、
「なんか変!」と感じたことはありますよね?
それが、まさに“体の声を聴いている”状態です。「感じるのが苦手」と思っている方の多くは、これまでそれをしてこなかっただけ。
あるいは、“はっきりした変化”を感じなければダメだと思い、自分でハードルを上げてしまっていることもあります。でも実は、「苦手かも」と感じていること自体が、すでに素晴らしい一歩。
もうセンサーは動きはじめています。らせん流では、ほとんどのワークでbefore & afterを行い、
体の「なんか、違う」という小さな変化を楽しみながら進めていきます。体で感じたことは、すべて○。
体を適度に感じる力は、生きる力にもつながっていきます。
らせん流では、その感度を、ゆっくり丁寧に深めていきます。
- 👣 Q. 正しくできているのか不安になります。それでもいいのでしょうか?
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A. 「これで合ってる?」より、「これが気持ちいい」が大事。
はい、大丈夫です。その不安は、とても自然なことです。
私たちはこれまで、「正しくできているか」を気にしながら育ってきました。
だから、体を動かすときも、「これで合ってる?」「間違ってない?」と不安になるのは当然です。でも、らせん流では、正解を外に求めるのではなく、「体の“快”」を手がかりにします。
「なんか気持ちいい」
「さっきより動きやすい」
――それが、あなたにとっての正解の方向です。お手本通りでなくていいし、人と違っていていいんです。
一人ひとり、体は違います。
だから誰にでもあてはあるマニュアルはありません。とはいえ、体の構造に沿った大まかな指針はあります。
らせん流では、それをもとに、自分の体に合う動きを見つけていきます。ご安心ください。
- 👣 Q. オンラインでも、ちゃんとできるようになりますか?
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A. どうやら、らせん流の“快”は電波に乗るようです(^^)
はい、大丈夫です。
らせん流のオンライン教材は、対面クラスを収録した映像に、要点をテロップでふんだんに加えています。
「まるで対面みたいに温かくてわかりやすい」「繰り返し伝えてくれるので、体に落とし込みやすい」「ずっと手元に置いて見続けたい動画」——そんな声もいただいています。月1回のZoomグループセッションでは、小松美冬が直接サポート。
仲間との穏やかな交流の中で、疑問や不安も安心して話せます。「オンラインなのに、こんなに気持ちよくなれる不思議です」
これは、セッションのあとによく聞く感想のひとつです。
- 👣 Q. 続ければ、ちゃんと変われるのでしょうか?
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A. 変化は「らせん階段」を上るように起きてきます。
はい、変わります。体の“快”を指針にして続けていけば、大丈夫です。
ただし、変化は少しずつ。体は急な変化を好みません。
らせん流では、まず、これまでのコリや歪みをセルフケアで調え、
そこから本来の歩き方を思い出すワークへと進みます。体を酷使してきた方ほど、コリや歪みを取るのに時間がかかることもありますが、
あきらめずに続ければ、「らせん階段」を上るように、確実に変わっていきます。その歩みを支えるのが、自分の体を大切にする気持ち――ご自愛。
らせん流では、それを“体も心もゴキゲンにする処方箋”として大切にしています。体のスゴさを知るほどに、その思いも育っていきます。
ご安心ください。
🏃♂️《スポーツ・競技経験者へ》
- 🏃♂️Q. 速く走れるようになりますか?
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A. ”快く速く“。挑戦のしがいのあるテーマです。
正直に言うと、「快で速くなる」は、簡単なことではありません。けれど、挑む価値のある道です。
らせん流が大切にしているのは、速さよりも、体が気持ちよく動いているか。
“快”に沿った動きはムダが少なく、結果として「ラクなのに速い」につながります。北島康介さんの「チョー気持ちいい!」という言葉。
あれは、気持ちよさとパフォーマンスが一致した瞬間の象徴だったのかもしれません。らせん流には、「以前は速く走れたけれど今は不調」という方が多く参加されています。
体の声を聴き続けるうちに、「記録より深いものが見えてきた」という人もいます。“快”とともに、本当の進化がある。
その入口として、らせん流を選んでいただけたらうれしいです。
